映画「パシフィック・リム」・・・最高レベルのSF大作        (2013/10/8)
          (ブログからの転載。元が2pだったので重複して書いている部分があります)

目次

1.全体、3Dについて   2.内容について   3.この映画のテーマは?   4.再上映決定 
5.印象的な場面   6.役柄、配役について   7.物足りない部分   8.音響、歌詞(和訳)

※船橋ららぽーとの新規格で見る(追記11/25)



1.全体、3Dについて


なかなか面白い映画だった。SF映画としては、エイリアン2,ブレードランナー、スターウオーズなどと同等の最高レベルに達してると言っていいのではないだろうか(自分評価だが)。とはいえ、そんなに映画を見てるわけではないから、偉そうな事は言えないが。何しろ、この前に映画館で見たのが「アバター」というぐらい行ってない。

アバターは勿論3Dで見たけど、あの白い綿毛のようなのがフワフワ浮いてるシーンが良かった。キャメロンは好きだけど、この映画はあまり後に残らなかった。他は余り覚えていない。エイリアン2なんか、今でもエレベーターに乗るたびに、あの終盤のシーンを思い出してしまう(笑)。ほとんどトラウマ。キャメロンは、とにかく早く「銃夢」の映画化をやって欲しいものだ。特に最後の、泡に包まれて宇宙空間に出撃するシーンを期待している。

パシフィックリムは、3D吹き替えと、IMAX3D字幕で見たが、圧倒的にIMAXが良かった。もう文句の付けようのないくらい素晴らしい。というか何も言うことはない。今現在のベスト。これを見たら他の型式では見れない。画質は明瞭だし、音響も良い、字幕も全然問題なく読める。今後は普通の映画館には行かないと思う。そんな所にいくぐらいならPCで見る。



2.内容について

内容的には、見る前に疑問だったのが、二人で脳髄をシンクロさせてロボットを動かす、というのが不合理ではないか、という事だった。実際にこういうのを作ったとしたら、間違いなくそうはしないと思う。一人でやった方が良い。余計な回路やシステムが必要になるし、組み合わせる事で何かと支障がでるだろう。刺激の強さは何らかの形で和らげればいい。しかし、映画としてはこれは当たりだった。二人組む事によって、人間同士のドラマが生まれた。映像的にも二人が同じような、時には違った動きをした方が映える。一人乗り組みという事でやっていたなら、正に只の怪獣+ロボットものにしかならなかっただろう。二人セットにしたのがこの映画の肝である。

この二人の組み合わせが、親子、兄弟、男女、とそれぞれ異なり、それらに過去の経緯を組み合わせる事が可能になってドラマとして深みが出た。あの子供の頃の回想シーンの挿入は、ストーリー的に実に効果的だし、ドラマとして一つのクライマックスに達していて素晴らしい。「記憶を追ってはいけない!」、これは中々含蓄あるセリフだ。登場人物の多くは、記憶と現実の調整に苦しんでいる。それは誰もがそうなのではないだろうか。誰もが森マコのように、過去の記憶に釘突けにされる事があるのではないか。こういう映画でないと描けない側面を、この映画はピンポイントで突いたのでは。SF映画でこれほど人間のドラマを見せたものはなかったのではないか。

日本のこういう人間が乗り組むロボットアニメは色々あると思うが、多分、ほとんど一人で乗り組んだと思う(私が見たのは、エバンゲリオンぐらいだが)。しかし、それだと、一人対敵、ということになってドラマにするには、問題が生じた。ドラマとして痩せてしまうのだ。結局エバンゲリオンも、次から次に敵を作り出すことしかできなくなって、最後にはドラマとしては崩壊した(と思う)。戦争映画とか、他のものなら、チーム内の人間ドラマが生まれるのだが、この手のロポットドラマだと難しくなる。デルトロ監督がその事のマイナス面を認識してこうしたのかどうか知らないが、これは確実に良かった。

まあ、突っ込み所はいくらでもあるわけだけれど(笑)。なんで高度な科学技術を持ってる宇宙人が、怪獣を派遣して肉体の暴力で破壊するの? というのはウルトラマン時代からあった疑問だ(笑)。しかし、宇宙人にもそれなりに事情や好みがあるんだろうし、そんなの人類の側じゃ知りようがない、って返答が可能だ。日本のカミカゼ特攻隊を受けた米軍だって、気持ちを理解できなかっただろう。また、宇宙人が次元の隙間を通って来たのなら、海の水をその隙間を通して宇宙に放出すればいいじゃん? それで人類は絶滅だろ? ってのもあるが、まあ、それやると何かと宇宙人も困るんだろう、多分。

まあ、そういう解釈も出来るわけで、スーパーマンとかバットマンのような、説明のしようのない、ありえない存在が出てくるアメコミとかとは次元が違う。あの手の映画は全く合理的な説明のしようがないし、なんであんなのが世界で受けてるのか理解できない。地球を逆回転させると時間が戻るとか、ナンセンスにも程がある。スーパーマンが地球を押したって、その辺りの地面がめくれるか地中に突っ込んで行くだけだ(笑)。仮に何かの巨大な力で地球を逆回転させたら、地表にあるものは全部遠心力で宇宙空間にふっ飛んで行ってしまう。地球はもの凄いスピードで回転してるから。赤道付近で、確か秒速0.5kmぐらい。それを逆回転させる力を加えたら地球が壊れてしまうだろう。仮に上手く逆回転させたとしても、時間が戻るわけがない。進むだけだ(笑)。なにも地球の回転で宇宙の時間を制御してるわけじゃないし。物理的にも論理的にも100%あり得ない、想像することも不可能なお話。こんなのを楽しめるのは、どういう知性の持ち主なのか。それとも只のギャグなのかなあ。馬鹿話を楽しんでるんだろうか。鳩山じゃないが、私にはアメコミというものが分からない。

おバカ映画と言えば、スターシップトゥルーパーズとか、インディペンデンスデイとかあるが、こちらは結構好き。特にインディ〜は、エリア51のギャグとか、HGウエルズが「宇宙戦争」で細菌に負わした役割を、コンピューターウイルスにさせるとか、シャレてていい。唯一の不満は、上空の円盤の地上に落ちた影が、エッジがくっきりし過ぎていたこと(笑)。ぼやけるはずなんだけどね。スター〜は、あまりにもアメリカニズムの色が濃いが、むしろそれをわざろらしく強調することで、内側から批判しているのかもしれない。敵のトップを晒し者にするとか、イラクのフセインに実際にやったし。ひょっとしたら状況によっては日本の天皇もされていたかもしれない。また、あの陣地での戦いは、アラモ砦の戦いを連想させる。自らの戦いを絶対正義と見なしてきたことをパロディー化しているとも取れる。



3.この映画のテーマは?

この映画は別に怪獣とロボットのタコ殴り合いを見せるのが目的の映画ではない。そう見えるが。それはおそらく、監督の照れ隠し、客寄せのための仮面である。これはテーマ導入のための材料なのだ。

正直言って私は、怪獣にもロボットにもほとんど関心はないし、思い入れもない。子供の頃はたしかに怪獣物は喜んで見てたが、まあ誰にでもあるレベルである。ロボットものは日本のアニメなどの専売特許のようになっているが、それほど興味はないし、SFの常道でもない。ハインラインの有名な「宇宙の戦士」が元になっているようだが、あれもそんなに面白いものではなかった。この映画でも、ロボットのタイプや、各怪獣の特徴などが、興味の対象になっているようだが、ふーんという感じしかしない。まあ、好きな人は好きなだけ語ればいいと思うが。

しかし、この映画は気に入って2回行った。また見に行くと思う。この映画が語る根源的なテーマに魅入られたからだ。3回も行くなんて、自分としては絶無、2回すら多分ない。
(9/2 昨日、3回目を、2D字幕で見てきたが、良かった。通常3Dより見やすくて良い)
(9/23 4回目を、3D吹き替えで見てきた)

それでは、この映画のテーマとは何か。二つある。過去からの解放と、相互理解。共に身近なテーマであろう。
監督が、そのテーマと、怪獣ロボットバトルを、主従どちらにしたのか、人によって見る目は違うだろうが、私は、こちらのテーマが主であったと見る。勿論金とアイデアのほとんどは、バトルに掛けてあるが。



※テーマ1 過去のくびきからの解放

この映画の主要な登場人物は、皆、過去のくびきに苦しんでいる。あの舞台回し的な役割の博士二人組を除いて。

森マコ・・・親を怪獣に殺され復讐をしたいと望んでいる。その時の恐怖感と復讐の念によって、テスト搭乗でプラズマ砲を発動させてしまう。一旦は役を解かれるが、最後には復讐を果たす。

ペントコスト司令官・・・第一世代機に乗っていたため癌に冒され、搭乗を諦めていたが、最後の決戦に際して自ら志願し、二体を道連れに役割を果たす。

ローリーベケット・・・兄を殺された時の恐怖が残り、乗れなくなって作業員になっていたが再び復帰する。プラズマ砲誤作動の切っ掛けを作ってしまったが立ち直り、何体をも倒して作戦を成功させる。

ハンセン父子・・・チャック(子)は母を怪獣に殺された事から父の手で甘く育てられ、その為に傲慢になって父とも心理的に距離を置いた関係になっていた。親友は犬のマックスのみ。しかし、最後の出撃に際して、父と和解する。



テーマ2 相互理解

どの人間関係も最終的には親和的になる。この映画を何度見ても満足出来る一つの要因になっていると思う。

森マコとペントコスト司令官・・・親代わりとして育ててくれた司令官に感謝と尊敬の念を持ってはいるが、パイロットとして認めてくれないのを悲しく思っていた。プラズマ砲誤作動によって任を解かれるが復帰させてもらい、最後には一緒に出撃、最後の感謝の言葉を伝える事が出来た。

ローリーベケットとチャックハンセン・・・怪獣倒しの最高記録をもっているチャックは、作業員になっていたローリーを侮辱して、喧嘩にもなるが、オオタチとの戦闘の結果、ローリーを認め対立関係は解消し共に戦う。

ハンセン父子・・・上に書いたのと同じ事になってしまうが、最後の別れの場で、気持ちを伝え合うことが出来た。

二人の博士・・・初登場の場面ではお互いに相手の研究をバカにし合い、映画の中ではピエロ的な役割を負うのだが、途中から物語に入りこみ、怪獣の脳とのドリフトを通じて戦いに貢献し、最後は相手をたたえ合う。このドリフトってのが、この映画の主要な素材になっていて、物語を支えるテーマにも関係してるというのが中々面白い。

この映像に二人のシーンをまとめていて中々良い。(11/28 消されているので、こちらなど)

これらの和解が、大げさな表現でなく、僅かな言葉や表情で表されているのが良い。そのため自然に受け止められ、好感を持つことが出来る。例えば、オオタチとの戦闘を終えて帰るローリーとマコを皆が迎えるシーン。チャックは少し離れた所から、穏やかな表情でローリーの方を見ている。それでチャックの気持ちが伝わって来る。こういう所が、従来のハリウッドスタイルと違う。日本映画を参考にしたのだろうか。

これら二つのテーマがこの映画の主要なテーマだと言ってしまうのは確かに言い過ぎではあるだろう(笑)。なんと言ってもバトルが最大の見物であるのは確かだ。しかしこの映画を支える基盤として、この二つのテーマが縦糸と横糸のように巡らされている為に、この映画を安心して楽しむことが出来る。このようにSFとしては珍しく人間ドラマを描いて、しかも特撮物としても非常に良くできていて、素晴らしい仕上がりになった。



4.再上映決定

この映画は、8月から10月初旬まで上映されて一旦は終わったのだが、10月12日より、IMAXなどで再上映が決まったらしい。11月にも一部の映画館で上映される。見ていない人には是非お勧めする。怪獣ものとかロボットものとかって事で見る気の起きない人もいるだろうが、これは傑作である。多分、SF映画史上に残る良作。私としては、ベスト5に入れる。また映画としても、これほど映画の楽しさを満喫させてくれるものも珍しい。スターウオーズや、タイタニック、あるいはひと頃のマカロニウエスタン並の楽しさに満ちている。まあ、低俗な趣味だと言われるかもしれないが(笑)。

ちなみに、私は怪獣にもロボットにも特に思い入れはない(笑)。怪獣物は子供の頃にみただけ。ロボットものはブームになっていたエヴァンゲリオンをビデオでみただけ。こちらは、設定がせっぱ詰まった印象で、どう結末を付けるのか心配になった(笑)。映画版でどうなったのか見てないし、あまり興味無い。アニメで面白いと思ったのは、ナウシカだけ。マンガ版もそれなりに良かったが、ちょっと深刻になってしまうから、あの終わり方で良いと思う。間違いなくアニメの傑作。ただ、宮崎駿のは、その後のものはちょっと受け付けなくて、ハウルでもう駄目だと思ってその後は見ていない。

パシフィックリムに戻って、映像や特撮などは勿論良くできていて破綻がないのも良いのだが、音響の良さも特筆されるべきだろう。水中のシーンが多いのだが、海に飛び込む際の、サブンという音とか聞いていて非常に心地良い。リピーターが多いのもそういった心地良さが影響してるのかも。かつて海中にいた時の記憶とかに関係あるのかもしれない(笑)。

私は、同じ映画を見に映画館に複数回行くということはまずしないが、これは4度見た。3D吹き替え、3DIMAX字幕、2D字幕、3D吹き替え。ネットで見てると、数十回行った人もいるらしい。さすがにそこまで無理だが、時間と金があれば、週1回ぐらいはみたい気がする。かつて、スターウオーズを3度続けてみてさすがに最後は飽きた事があったが(笑)、これなら見れる(当時は入れ替え制は無かったので同じ日に続けてみた)。DVDで見るよりは、音響、映像を考えると映画館で見た方が遙かに良い。



5.印象的な場面

どの場面も中々にいいのだが、

 a.二人の博士がドリフトから帰ってくるシーン・・・特にハーマン・ゴットフリープ博士の表情が秀逸。よくマンガなんかである、目から火花や渦巻きが飛び出てきているのを表したような表情。

 b.ローリーとマコが操縦するジプシーデインジャーがタンカーを引き摺りながら怪獣を探すシーン・・・これは多分、何か元になった映画があると思うのだが。私の知っているものでは、マカロニウエスタンの「続荒野の用心棒」で、フランコネロ演じるジャンゴが、機関銃の入った棺桶を引き摺って村に入って行くシーンを思い出す。実はこの映画では、右腕を潰されたジャンゴが最後の場面で敵を皆殺しにするのだが、このパシフィックリムでも最後、右腕をもぎ取られた状態で、ジプシーが敵を全滅させる。

 c.森マコがパイロットのテスト中に過去の恐怖の感情によって、プラズマ砲を起動させてしまうシーン・・・これは、その時出てくる子役の芦田の演技と共に、この映画中の白眉とも言える場面だろう。表情だけで納得させる二人の演技はすばらしい。特に芦田の演技は、地でやってるようにしか見えないが(笑)、上手いものだ。この場面のメイキング映像をみると、指示通りにやっていて、むしろその事に驚かされる。

その映像、各コメントも絶賛、

この回想シーンは、上記と同じマカロニウエスタンの「夕陽のガンマン」で、リーバンクリーフが演じる賞金稼ぎが、かつての悲劇を回想する短いが印象的な場面を思い出させる。

 d.怪獣オオタチが突然空に舞い上がるシーン・・・これは全く予想外だったので、えらく驚いた(笑)。のけぞったというのか。まさか飛ぶとは思わなかった。しかも羽根を拡げたシーンは昔の日本の特撮物のような、コントラストを誇張したような絵面で描かれていて面白かった。一種のオマージュか。昔の、ギャオスとかラドン、キングギドラを思い出した。

 e.ニュートが怪獣の脳を取りに、二度目にハンニバルの前に現れたシーン・・・直前に怪獣に襲われからくも助かった後、二度目に現れた時は以前のようなオドオドした態度ではなくなり、戦う姿勢を露わにしていて、精一杯虚勢を張ってる雰囲気が出てて中々良い演技だと思う。それまでは、怪獣オタク的なスタンスで好奇心に従っていたのが、死の危険に直面してからは、ゴットリープ共々、意識的に戦士の立場に立つようになる最初の現れ。



6.役柄、配役について

どの役も個性的で、いわゆるキャラが立っていて良かった。ただ、中では主人公とも言えるベケット兄弟がちょっと弱いかな、という印象を受けた。

中で気に入ったキャラは.博士二人組。このコンビは実に良かった。最初はただのピエロ役かと思ったが(声優もそんな雰囲気)、場面が進むに連れて、物語に入ってくる所がいい。特に、ホーキング博士を模したらしい、ゴットリープは役柄に入り込んでる雰囲気で良かった。

あと、ペントコスト、ハンセン親子、テンドーも良いのだが、成人の森マコが多少微妙。性格付けが今ひとつ徹底してない印象がある。穴を覗くシーンとか、今ひとつ意図が不明。芦田は、子役が出来るベストの演技をしていたと思う。



7.物足りない部分

二つある。

 a.ストーリーテリング・・・とりわけハンセン親子の別れのシーン。明らかに死を覚悟し、今生の別れをしていて、見る側としてもそれは分かるのだが、チャックがいつそう決心したのかを描くシーンが無かったと思う。ほんの1ショットでもいいから欲しかった。彼はそれ以前に、ローリーに対して、「俺は生きて帰りたいいんだ」と言っている。死ぬつもりは無かった。しかしあの別れのシーンでは、「マックスの世話を頼む」と言って、明らかに死ぬ覚悟でいる。その気持ちが変わったとはっきり分かるシーンがなかったと思う。あえて言えばペントコスト司令官がコパイロットとして現れたシーンかもしれないが。

また、自爆して怪獣を道連れにする所も、何かモタモタした感じが残る。編集の問題かもしれないが。これらは、キャメロンならきっちり描いたと思う。

 b.群衆の扱い・・・地下の避難壕の所の群衆や、基地で人が集まる所が整然としすぎだと思う。基地内で職員が働いている所はいいのだが、集まる所で自然さが欠けていた。



8.音響、歌詞(和訳)

上にも書いたが、音響が完璧に良かった。あと、最後に聞こえる主題歌?(Drift)がとても良い。以下にに試訳を書く。

When the earth collides       地球が苦難に出会う時
Two hearts,two souls,one mind  二つの心、二つの魂が、気持ちを一つにして、
One love of humankind       人類へのただ一つの愛となる
In heaven's name          天国の名に掛けて
No time for fear or blame      恐れたり責めたりしている時間はない
Inside we are the same       心のなかでは、私たちは一つ

We feel it all              私たちはみな一つであると感じ合う
We feel the rise before the fall   滅亡を感じるより先に、勝利を感じる
No dividing us            誰も私たちを分け隔てる事はできない
We feel it all.We feel it all      私たちはみな一つであると感じる

We feel it all             私たちはみな一つ
The rise and fall            勝利と滅亡を前にして、
We drift inside each other     私たちはお互いの心に移り合う
All we have is one another    私たちにあるのは、お互いを思う気持ち、
United we can never fall.      結び付けられれば、決して滅亡はしない

Three scientists,minds,militaries combined     3人の科学者と、大勢の心と、軍隊は統合された、
To form the greatest weapons to defend mankind 人類を救う巨大な兵器を作るため。
From the bottomless pit is the apocalypse      底知れぬ穴から、終末はやって来る
Egypt,Okinawa they threaten to topple us       エジプト、沖縄で、奴らは我らを倒そうと脅してくる   
Nations of man must stand this terror        諸国の人々はこの恐怖に耐えねばならない

Two hearts drift apart, they come together      離れ離れになっていた二つの心が一つになる
So far as we aren't joined,they can not be severed  我らが繋がっていない間は、奴らを切り倒す事は出来ない 
Brother,creed or colour,we all need each other   友よ、信条や人種が何であれ、私たちはお互いが必要だ
To look beyond these borders to see each other  違いを乗り越えることが、お互いを見ることが
The fate of the world is upon our shoulders     この世の運命は我らが肩に掛かっている

A soldier tells his father goodbye          一人の兵士が父に別れを告げる
You see the proudness,the dream of hope appears in his eye 
                             彼の目に、誇りが、希望への夢が見えるだろう
No-one knows for whom the bell tolls       弔いの鐘が誰の為に鳴るのかは分からない
A strong mighty body,hundred tons of steel   数百トンの鉄で出来た強い巨大な体が、
Kaiju,facing an enemy that stands before us   カイジュウ、私たちの前に立つ敵に立ち向かう

We feel it all,they tried to destroy us     私たちは一体であると感じている、奴らは私たちを破滅させようとしたが

下線部は画面のとは異なるが、こうしないと意味が繋がらないと思うので、are を aren't に変えた。

youtube

今からこの映像を見ると泣けてくるが、この歌を聞きながらエンドロールを見るのも心地よいものだった。
  


※船橋ららぽーとの新規格で見る(追記11/25)

船橋ららぽーとの新規格映画館で、都合6回目の視聴(笑)。ここは、音響が、昨年開発されたばかりのドルビーアトモス(Dolby Atmos)に、スクリーンを大きくし、館内の反射を極力抑えたTCX規格を組み合わせたものだとか。ドルビーアトモスは、天井や側面にもスピーカーを配置して音にも3D感を与えたものらしい。つまり、映像の3Dの強化版に、音響の3Dの組み合わせ。

で、感想はというと、まあ、なかなか良かった。しかし、それほどの興奮はなかったってとこかな(見過ぎたせいかもしれないた(^_^;)。確かに、意外な音が横とか後から聞こえてきたりする。話し声や群衆などの声、拍手なんかが。ただまあ、それは別に必ずしも必要はないとも言える。想像を交えながら見てる物だし。

意外に良かったのは、奥行き感。ほんとに実際の景色のように見える部分があった。ただ、一方で、模型が模型らしく(笑)見えたりして、ちょっと写りすぎかなあという部分もあった。

IMAXの方が、明るく音響の迫力も凄まじい気もする(木場で見た)。純粋に興奮できるというか(笑)。初めての人はIMAXがいいかもしれない。まあ、こういうのは、座席の位置なんかも関係するし、断定は出来ない。それにもう、上映も終わりかけてる。

色々と画面での発見はあった。大きな画面のせいかもしれないし、落ち着いてみたせいかもしれない。二人の博士がドリフトするシーンで若い頃の映像がチラッと見えたりとか(笑)。

さすがに、6回も見るのはバカじゃないかと思われるから、もう行かないとは思うが、見てない人は、是非映画館での視聴をお勧めする。これは、ほんとに映画鑑賞上の画期かもしれないというほどの映画。